交通事故後の整体(その1)

これまで4回に渡り、お腹の整体との出会いについて書かせて頂きました。

今回からは交通事故後に整体を行い、どのように変化していったかについて書いてみたいと思います。

実は僕の母親の話になります。令和5年4月下旬、母親が交通事故にあったという連絡がありました。母親は自転車、相手は普通自動車です。信号や横断歩道の無い4車線(片側2車線)の道路を自転車に乗って横断しようとしていた所を自動車に跳ねられたということです。事故後は当然起き上がれないので救急車で運ばれました。担当医の話によると、検査の結果、頸椎7番の棘突起骨折、右鎖骨骨折、恥骨骨折の3カ所の骨折があるということでした。骨折の詳しい話は省きますが、83歳の母親ですので高齢ということもあり骨もそんなに強くはありません。なので暫く入院ということになりました。

入院となると整体師の僕にあまり出来ることは無く、暫くは週末に病院へ面会に行くこと位しか出来ませんでした。幸か不幸か母親は事故のことはあまり詳しく覚えていないようなので、入院中はそこそこ笑顔もあり、比較的元気であったことに安心したのを覚えております。

結局1カ月程入院しました。恥骨骨折(骨盤の骨折)もあるので、入院中の歩行は大変みたいで、少しの距離でも歩行器が無いと歩けないような状態でした。そんな姿を見た僕は、退院後はどこまで回復させる事が出来るのか、僕の腕の見せ所かなと感じておりました。

退院後の様子については、また次回にしたいと思います。