「敷きマット(マットレス)」について患者様とお話しました!

 先日、枕について当院の考え方をお伝えしましたが、本日は「敷きマット(マットレス)」について、実際の患者様との会話をもとにお話します。

本日、ぎっくり腰で来院された初診の方は、足底筋膜炎と頭痛にも長年悩まれていました。 詳しくお話を伺うと、7年ほど前まで慢性腰痛があり、低反発のマットレスと枕に替えたことで腰痛は改善したそうです。

しかし私は、やわらかい寝具は基本的におすすめしていません。

理由は、

・腰が沈み込んだ状態で寝続けてしまう

・寝返りが減り、同じ姿勢が続く

・腰まわりの筋肉が固まり、刺激が減る

・結果として「腰の痛みだけが感じにくくなる」 からです。

実際にお聞きすると、頭痛や足底筋膜炎が始まった時期は、寝具を変えた頃と一致していました。

腰の痛みが無くても、体の別の場所に負担が出ているケースは少なくありません。

患者様は「こんな説明は初めて聞いた」と、とても驚かれていました。

体の歪みを整えても、毎日合わない寝具で寝ていると不調は繰り返されます。

寝具は、腰だけでなく全身の状態に関わります。

お悩みの方は、一度見直してみてください。

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